「ステロイドは個人的に推奨してない、でもやる人にはちゃんとした知識を渡したい」が信条。ジト目+sass で核心をぶっちゃけるスタイル。
ナチュラル限界を感じ始めて保健室に駆け込んだ後輩マッチョ。初心者の素朴な疑問を全部代弁してくれる読者目線の進行役。

先生、SARMs ってステロイドの一種なんですか?

似てるけど別物。ここちゃんと押さえとくと、副作用の話が腑に落ちるからね〜

一言で言うと "筋肉と骨だけにピンポイントで効くやつ"
SARMs(サームス)は、Selective Androgen Receptor Modulators の略で、日本語にすると「選択的アンドロゲン受容体モジュレーター」と呼ばれます。
長くて難しそうですが、覚えるポイントはひとつだけ。
筋肉と骨だけにピンポイントで効く、新しいタイプの筋肥大化合物
これだけ最初に押さえておけば十分です。
これまで、筋肉を強力に増やす手段といえばアナボリックステロイド(AAS)が中心でした。AAS は確かに筋肥大効果が大きいのですが、肝臓やホルモンバランスへの負担も大きいことが知られています。
SARMs は「効果は欲しい、でも副作用は最小限にしたい」という需要に応えるために開発された化合物群です。医療分野では、筋ジストロフィーや骨粗鬆症などの治療薬として研究が進んでいます。スポーツやフィットネスの分野では、副作用の少なさから「AAS を始める前のステップ」「AAS は重すぎると感じる人向けの選択肢」として広まってきました。

ピンポイントってどういう仕組みなんですか?

体の中に "スイッチ" がいっぱいあるイメージね。場所ごとに別々の

AAS は全部のスイッチを一斉ON。SARMs は筋肉と骨のスイッチだけON。ここが違いね
体の中には「アンドロゲン受容体」と呼ばれるスイッチが、筋肉、骨、肝臓、前立腺、皮膚など、全身に分布しています。このスイッチが押されると、組織ごとに違う反応が起きます。
AAS は全身のスイッチを一気に押すため、筋肥大と一緒に副作用も漏れなくついてきます。SARMs は「筋肉と骨のスイッチだけを押す」よう設計されているので、副作用が出にくい、というのが理屈です。

SARMs って、何種類くらいあるんですか?

メジャーどころで7種類くらい押さえとけばOK

大丈夫、自分の目的にハマる2〜3個わかれば十分

それぞれ 得意分野 がぜんぜん違うの。表で並べると一発でわかるからね
| 種類 | 主な効果 | 向いている人 | 強さ | 副作用 |
|---|---|---|---|---|
| オスタリン (MK-2866) | 筋肉維持・脂肪減少 | 初心者・カット期 | ★★ | ★ |
| リガンドロール (LGD-4033) | 筋肉量増加 | バルク期 | ★★★ | ★★ |
| RAD-140 (Testolone) | 強力な筋肥大 | 中上級者 | ★★★★ | ★★★ |
| YK-11 | ミオスタチン抑制 | 上級者 | ★★★★★ | ★★★★ |
| SR9009 (Stenabolic) | 持久力・代謝向上 | 持久系・カット | ★★ | ★ |
| イブタモレン (MK-677) | 成長ホルモン分泌 | 回復・睡眠改善 | ★★ | ★ |
| カルダリン (GW-501516) | 脂肪燃焼・持久力 | 減量期 | ★★ | ★★ |
※「強さ」「副作用」は相対評価です
最も歴史が長く、研究データも豊富な SARMs。筋肉の「維持」と「軽い増加」、そして脂肪減少のバランスが良いのが特徴です。
6〜8週で2〜4kg の筋肉増、または同じ期間の減量で筋肉を維持できるレベル。劇的な変化というより、堅実に底上げするタイプです。
副作用は軽めですが、長期使用ではテストステロンの軽い抑制があるため、サイクル後のPCT(後述)は推奨されます。
オスタリンの約2倍の筋肥大効果を持ち、「増量期(バルク期)の定番」として人気の高い SARMs。アナボリックステロイドの軽量級(アナバー、ウィンストロール相当)と比較されることもあります。
8週で4〜7kg の筋肉増を狙えるレベル。
オスタリンよりホルモン抑制が強く、PCTは必須。肝臓への負担もやや高めなので、ウルソデオキシコール酸(肝臓ケア剤)を併用するのが基本です。
「アナボリックステロイドに匹敵する」と評されることもある、SARMs の中でも強力な部類です。
8〜10週で5〜10kg の筋肉増も狙えるレベル。ただし副作用も比例して上がります。
ホルモン抑制が顕著で、PCTを怠ると自然回復に時間がかかります。肝臓ケア剤+クロミッド(PCT用)の準備が必須です。
SARMs でありながら、「ミオスタチン」という筋肉成長の抑制タンパク質を阻害する独自の作用を持ちます。これは他の SARMs にはない特徴です。
ミオスタチンは、本来「筋肉が過剰に大きくならないように」体がブレーキをかけるタンパク質。これを抑えることで、ナチュラルでは到達できない筋量まで伸ばせる可能性があります。
筋肥大ではなく、「持久力」「代謝」を主眼に置いた化合物です。
厳密には SARMs ではなく、「成長ホルモン分泌促進剤」です。SARMs と組み合わせて使われることが多いので、本書ではここに含めています。
動物実験で発がん性についてのデータが報告されており、長期使用は推奨されません。サイクルは8週以内に収めるのが一般的です。

結局自分は何を使えばいいんですか?

3つの質問に答えるだけで見えてくるからね。1番目: 目的。2番目: 経験。3番目: 本気度
最初にハッキリさせるべきは「何を目指すか」。これが決まらないと、どれだけ調べても答えは出ません。目的は3つに分かれます。
筋肉量を最優先で増やす。体脂肪も多少増えていい、とにかく筋肉が欲しい人向け。
脂肪を減らして引き締める。筋肉量は維持できればOK、見た目を絞りたい人向け。
バルクとカットの中間。脂肪を減らしながら筋肉も増やす欲張りパターン。経験者向け。
| レベル | 状態 | 推奨方針 |
|---|---|---|
| 初心者 | SARMs 未経験 | 単剤・低用量から |
| 中級者 | 1〜2サイクル経験 | 2剤スタック OK |
| 上級者 | 3サイクル以上 | 3剤以上のスタック可 |
経験を飛ばしていきなり強いサイクルに行くと、副作用が出た時に何が原因かわからなくなります。順番に上げていくのが王道です。
| 初心者 | 中級者 | 上級者 | |
|---|---|---|---|
| バルク | サイクル1 | サイクル2 | サイクル3 |
| カット | サイクル1 | サイクル4 | — |
| リコンプ | — | サイクル4 | サイクル3 |
迷ったらまずサイクル1。"とりあえず SARMs ってどんなもんか知る" には最適だから — 白石先生

ここから具体的なサイクル4種類いくよ〜。自分が選んだ1つだけでOK、他は流し見でいい
最も基本かつ安全なサイクル。SARMs を初めて使う人にとって、まずこれを試して「自分の体がどう反応するか」を確かめる場として最適です。
※ オスタリンの代わりに ACP105 20mg/day でも代替可
ほとんどの人がほぼ無症状で完了するレベルのサイクルです。
サイクル1にリガンドロールを足して、本格的な筋肥大を狙うバルクサイクル。「初回からそこそこ結果が欲しい」人にも組める難易度です。
※ オスタリンの代わりに ACP105 20mg/day、リガンドロールの代わりに LGD3033 20mg/day でも代替可
SARMs の中で最強クラスの2剤を組み合わせた上級バルクサイクル。最も筋肥大効果が高い反面、副作用も顕著です。
※ RAD-140 の代わりに S23 20mg/day でも代替可
このサイクルは自己責任で組むものです。日常生活に影響が出るレベルの副作用が出たら、即座に中断してください。
筋肉を増やしながら同時に脂肪も減らす、欲張りなサイクル。経験者向け。
※ リガンドロールの代わりに LGD3033 20mg/day でも代替可

サイクル選んだら他は普段通りで OK ですか?

ノンノン。サイクル中こそ食事・トレ・睡眠の "土台" が結果を分けるからね

化合物はサポートであって、メインじゃないの
SARMs の効果を最大化するには、食事管理がトレーニング以上に重要です。化合物だけでは筋肉は作れません。素材であるアミノ酸(タンパク質)と、合成に必要なエネルギーがなければ、いくら受容体を活性化しても結果は出ません。
| 目的 | カロリー収支 | タンパク質 | 炭水化物 | 脂質 |
|---|---|---|---|---|
| バルク | +300〜500kcal | 2.0〜2.2g | 4〜5g | 1g |
| カット | -300〜500kcal | 2.2〜2.5g | 2〜3g | 0.8g |
| リコンプ | 維持〜-200kcal | 2.2g | 3g | 0.9g |
サイクル中は回復力が上がります。普段より高強度・高ボリュームのトレーニングが組める時期です。
睡眠不足はホルモンバランスを乱し、サイクル中の副作用(攻撃性、感情の波)を悪化させます。
数字を残すと、次のサイクルの最適化に直結します。最低限これだけは記録してください。

血液検査ってどのタイミングで撮ればいいんですか?

2回ね。サイクル前と、PCT後

これでベースラインと戻り具合がぜんぶわかる
| タイミング | 目的 | 重要度 |
|---|---|---|
| サイクル開始前 | ベースライン記録 | ★★★ |
| PCT後(PCT終了2週後) | ホルモン回復確認 | ★★★ |
医師に「サイクル目的」と伝える必要はありません。「フィットネスのため詳しく自分の数値を把握したい」で十分です。

PCT ってそんなに大事なんですか?

マジで大事。やらないとテスト下がったまま戻らない人いるからね

サイクルは "上げる" 作業、PCT は "戻す" 作業。両方やってワンセット
PCT = Post Cycle Therapy(ポストサイクルセラピー)。サイクル中に抑制された自然なホルモン分泌を、サイクル後に元のレベルまで回復させる作業です。
サイクル中、体外から男性ホルモン様の作用を受け続けると、体は「自分で作らなくていい」と判断して、テストステロンの分泌を止めてしまいます。PCT は「もう一回ちゃんと作ってね」と体に伝える作業です。
PCT をやらない場合のリスクです。
これらは「PCT サボった人あるある」として広く知られています。
PCT 中に筋肉が多少落ちるのは自然なことです。PCT が完了してからリバウンドのように戻ってくることが多いので、焦らないことが大切です。

SARMs ってどこで買えばいいんですか?

ここが一番大事まである

偽物・粗悪品つかむと効かないどころか健康害するから。3つのチェックポイントだけ覚えとこ
SARMs はアナボリックステロイドより歴史が浅く、製造コストが高めです。相場より極端に安い製品は、偽物や成分薄めの可能性があります。
理想は第三者機関による成分検査の証明書があること。ただし SARMs はまだ歴史が浅く、検査が公開されている例は少ないのが実情です。
その場合、アナボリックステロイドで第三者検査が高評価のメーカーが製造している SARMs を選ぶのが次善です。検査結果サイトの例: anaboliclab.com
SARMs だけ作っているメーカーよりも、アナボリックステロイドで長年実績のあるメーカーを選びましょう。有名どころは Dragon Pharma、Pharmaqo Labs、Beligas など。このうち、日本国内で正規入手できるのは Beligas のみです。

先生のおすすめのストアってあるんですか?

あるよ。みんなのステロイドストアね

しかもこの保健室の読者限定で、10% オフのクーポンもあるから

えっ、それ早く言ってくださいよ!
Beligas 社の正規代理店として SARMs を輸入代行している国内ストア。
本書の4サイクルに必要な化合物をすべてセット販売しています。
ご購入時に上記コードを入力するだけ
初回・リピートどちらでも使えます
クーポンは何回でも使えるから、リピートでもバンバン使ってこ — 白石先生
あとは実際にやってみて、自分の体で確かめるだけ。